貴農同志会からのご挨拶

会長 安宅 一夫
このたび貴農同志会の新会長を仰せつかりました。前役員、とくに勇退されました村山昭二前会長ならびに工藤英一事務局長には精力的に会を運営していただき、本会の継承・発展に努力されましたことに対し、敬意と感謝をいたします。また、本会の活動を通してあらためて学園の礎を築かれた先輩の働きを覚え深く感謝いたします。
私は酪農学園にお世話になってから50年になり、退職後ちょうど10年目になりましたので、微力ですが恩返しのつもりでお受けいたしました。幸い酪農学園において最も古い友人の一人、小阪進一先生が事務局長を担っていただきますので心強く思っています。また副会長の深澤秀則先生も高校で50数年間生徒指導にあたられ、卒業生から信頼されています。さらに中原准一副会長とは、国際交流で長年一緒に働かせていただいています。
本会の伝統と精神を継承し、会員の皆様と共に、会の目的である会員相互の親睦と学園の発展に貢献したいと思います。 会員の皆様は、私を含め高齢化、老人になってきました。聖書に、「若者は幻(Vision)を見、老人は夢(Dream)を見る」とあります。私たちは酪農学園で多くの恵みを与えられ、楽しかった夢を見ています。これからは、残された大切な時間を皆さんと一緒に未来の夢を見たいと思います。そして、学生や若い後輩に幻を見てもらいたいと思います。
ご指導とご協力をお願いします。