酪農学園「貴農同志会 懇話会」の報告
Date:2024.10.28
演 題:「酪農学園の土壌 植苗の火山灰土・元野幌の泥炭土・文京台の台地土 」
講 師:水野直治 先生(元酪農学園大学・短期大学教授)
令和6年10月18日(金)14:00~16:00 酪農学園同窓生会館 2階会議室において「貴農同志会懇話会」が開催されました。
「酪農学園の土壌 植苗の火山灰土・元野幌の泥炭土・文京台の台地土」と題して、水野直治先生(元酪農学園大学・短期大学教授)が、酪農学園の土壌は科学的・分析的な視点を持ちながら、適切な土作りを行うことの重要さを具体的な事例を通して熱く語っていただきました。
この懇話会には「貴農同志会会員9名」と「現教職員3名」及び「水野先生の研究室卒業生はじめ大学卒業生2名」の合計14名が参加されました。
水野直治先生のご講演内容『酪農学園の土壌』につきましては、添付ファイル『 酪農学園の土壌.pdf 』で掲載いたしましたので、ご参照ください。
水野直治先生は本学園短期大学の卒業生です。在学時代に、学長樋浦誠先生との出会いがあり、「研究者・教育者としての生き方」に多大な影響を受けられたようです。
学園の現職時代、先生は「科学的に追求する姿勢や常に現場を見つめ課題解決していく姿勢」を貫かれておりました。実学を重視し、自然環境や農場を学生と共に緻密に調査され、結果として「酪農学園の自然」の植物篇と土壌篇の冊子を発表するという業績を残されました。
科学的思考と現場主義で、酪農学園の教育環境を危惧される立場から、「酪農学園の土壌」の説明を頂き、改めて土作りと教育の重要さをお話になられています。
この講演の一端を、今回出席頂けなかった貴農同志会員の方々や教職員の皆様、学生さんそして同窓生の皆様、酪農学園に関係ある方々共有頂きたいと思います。
貴農同志会会員の皆様、一人ひとりが命を大切にし、日々のご健康とご活躍を祈念し、酪農学園の発展を願いつつ、懇話会の内容報告に替えたいと思います。( 2024.10.22 干場敏博 記 )